ホテルカリフォルニアの人

ホテルカリフォルニアの人

ホテルカリフォルニアの人

ホテルカリフォルニアという歌がありますよね。

イーグルスの代表曲です。

グラミー賞の最優秀レコード賞を受賞した曲です。

曲名だけを聞いてもぴんとこないという人もいるかもしれませんが、曲を聴けば「あ~」と思う人が多いのではないでしょうか。

このホテルカリフォルニアを先日久しぶりに聴きました。

何度聴いてもいい曲だなと思います。

なんとなく切なくなる曲です。

そして、このホテルカリフォルニアを聴くといつもよみがえってくる思い出があります。

その思い出は、6~7年前に遡ります。

当時私は、フリーペーパーを作る仕事をしていました。

その会社の事務所は、いくつかのお店や会社が続いている長屋のようなところの中にありました。

会社の隣は、和風のスナックでした。

当時は、いつも夜遅くまで仕事をしていたので、夜になるとそのスナックのお客さんの声が響いてくることも多くありました。

そして、そのスナックのお客さんの中にいつもホテルカリフォルニアを歌う人がいたのです。

その人はそのスナックの常連だったのか、週に1回は来ていたのではないかと思います。

週に1回はその人が歌うホテルカリフォルニアを聴いていました。

もちろん他にカラオケを歌う人の声もよく聴こえてきていました。

酔っ払って歌っているのか叫んでいるのか分からない人もいました。

そういう人ははっきりいって迷惑でした。

中には上手いな~と思う人もいたのですが、その中でもホテルカリフォルニアを毎回歌う人は、イーグルスなみの上手さでした。

ホテルカリフォルニアはイントロも独特なので、イントロが流れると「ホテルカリフォルニアの人が歌うよ」とみんなで聴いていました。

私達の間でホテルカリフォルニアの人は有名だったのです。

そして、ホテルカリフォルニアを歌う人は、1晩に何回かホテルカリフォルニアを歌っていました。

よほど好きなのでしょう。

一度どんな人が歌っているのか見に行こうかと言っていたのですが、それから間もなくして事務所を移転したので、結局どんな人が歌っているのかは謎のままでした。

今でもホテルカリフォルニアを聴くとその人のことを思い出します。

いったいどんな人が歌っていたのでしょうか?

今でもそのスナックはあるので、ホテルカリフォルニアの人はまだ歌い続けているのかもしれません。

お見合いパーティー(銀座)

虫に対する偏見。

たいていの人が、「虫」が苦手だと思います。わたしも、そうです。

いつからなのだろうかと思います。

小さいころは、虫を捕まえて遊んだこともあります。

「気持ち悪い」なんて、まったく思いませんでした。

こどもが生まれてわが子を観察していると、虫を見ても気持ち悪そうな顔など全くせず、手にとってみようとします。

何でも口に入れようとする月齢なので、よく見ておかないと虫も口へ入れかねない勢いです。

虫が気持ち悪いと感じるようになったのは、いつからなのでしょうか。

考えてみても、いつからなのだか全く思い出せません。

「いつから」ということはなく、少しずつ、気持ち悪いと感じるようになってきたのかなと思います。

周囲の大人が「汚いから触ったらだめよ。」と言ったり、虫を見て「気持ち悪い!」と言ったり、叫ぶ人だっています。

そういう周囲の反応を見ていくうちに、

「なるほど、虫は気持ちの悪いものなんだな。ふむふむ。」

と思い、気持ち悪がりはじめるのかなと思います。

別に、こどもを昆虫学者にしようだなんて思っているわけではないのですが、人間に害のある虫(いわゆる“害虫”)はさておき、虫のことを「気持ちが悪い」ということは、虫に対する偏見」だと思います。

虫のほうからしてみると、哺乳類のくせに体毛が薄くつるつるしていて、二足歩行で歩き、「ニンゲンって気持ちが悪いやつだな。」と思っているかもしれませんが、ニンゲンを見て悲鳴をあげたり「気持ち悪い!」と叫ぶ虫はいません。

だから、「虫に対する偏見」をできるだけ減らしたいなとわたしは思います。

しかし、わたしは長年にわたり虫が気持ち悪いという偏見を刷り込まれてきているので、どうしても触ったりすることはできませんし、虫を「かわいい」とはどうしても思えません。

虫さんには大変申し訳ないのですが・・・

しかし、せめてこどもだけはと思っています。

なので、こどもの前では虫を見てもできる限り平静を装っています。

(しかし、つい反射的に小さい悲鳴をあげてしまうこともありますが。)

こどもには、おとなになっても何の罪もない虫を見て悲鳴を上げたり「気持ち悪い!」と言ったりしないでいてくれるといいなと思います。